☆新スタンダード
コンデンサ容量、周波数も測れる
デジタルマルチメータとは・・・
デジタルマルチメータは、1台で直流電圧・交流電圧・直流電流・抵抗を測定することができる(ポケットタイプは安全上、電流測定はできません)便利な測定器です。
デジタルマルチメータの長所
?精度の高い測定ができる。アナログ(約3%)に比較して高精度(1%以下)
?内部抵抗(インピーダンス)が高い(端子間電圧降下が低い)ため測定ロスがない
?読み取り誤差がない。アナログのように視差や使用者の読み取り違いがおきない。
機種選定4つのポイント
?必要な測定ファンクションは・・
電圧・抵抗以外の必要な測定ファンクションを選定してください。電流の有・無(400mA・10A・12A・20A)コンデンサ・周波数・温度・4-20mA等の測定の有・無など
?必要な機能は・・・
測定する場所によって必要な機能もことなります。
1)測定中に測定値の記入など同時に行う。
→データホールド機能でデータを固定する
→テストリードをホルスタに固定する
2)測定値の変化を調べる
→最大値、最小値、相対値測定
?正弦波以外の波形の測定は実効値対応機種で・・
歪正弦波や非正弦波(方形波・三角波・パルス等)を測定する場合、平均値対応機種では、測定値に大きな誤差が生じます。実効値には2種類あります。
■AC結合 真の実効値:ACの歪正弦波や非正弦波に対応
■AC+DC結合 真の実効値:DC成分を含んだ波形にも対応
?その他の機能
測定中のデータをリアルタイムにパソコンに転送できるタイプや測定データを内蔵メモリに記録できるタイプもございます。
パソコンのデータ転送には、DMM(PCシリーズ)の他に別売の接続ケーブルとデータ取込専用ソフト(PCLinkもしくはPCplus)が必要になります。