- 2017-9-1
- HiKOKI(日立工機), 【徹底解説ブログ】, インパクトドライバー, 人気記事, 電動工具
- WH36DA, WH36DA(2XP)
WH36DA
日立工機から新型のマルチボルト充電式インパクトドライバーWH36DA (2XP)が発売されました。黒色タイプはWH36DA(2XPB)になります。日立 WH36DAは、新搭載のマルチボルト36V-2.5Ahリチウムイオンバッテリー搭載で従来の18Vコードレスインパクトドライバーと比べて「温度上昇」を半分に低減することに成功しました。36Vマルチボルトバッテリは、18Vの従来機に取り付ける事もできる兼用バッテリーです。トリプルハンマー搭載で小刻みな打撃で振動を低減したり、爪を1個飛ばして強力な打撃を行う事もできます。日立WH36DA (2XP)の最大締付トルクは約180N・mなのでパワフルに作業を行う事ができます。
日立 36Vマルチボルトインパクト WH36DA(2XP) の紹介動画です。詳しく解説しております。
【関連リンク】
マルチボルト(36V)コードレスインパクトドライバ:WH36DA
日立 WH36DA(2XP) コードレスインパクトドライバー |
WH36DA 特長
https://www.youtube.com/watch?v=4vVnTpjpQKY
日立 WH36DAメーカー公式動画です。
日立から新発売された新型36V-2.5AhマルチボルトインパクトドライバーWH36DAの特長について解説します。あらゆる性能が「業界最高」を実現しております。
マルチボルトシリーズ 共通特長
- 従来の日立工機の18VバッテリBSL1860と同じサイズで、36Vの高電圧を実現。
- 高出力マルチボルトバッテリ搭載で1080Wの高出力。
- 従来の18V充電工具に使用可能(36Vから18Vに自動で切替)
- 従来の18V用の充電器で充電可能
- バッテリ残量表示機能搭載
- 日立だけのバッテリ2年保証。(購入年から2年または、充電回数1500回まで)
ねじ締めスピードが向上
従来の18Vのバッテリーから36Vバッテリーに高電圧化することで、ねじ締めスピードが約10%向上しました。またバッテリの残量が減ってもネジ締めスピードが落ちにくい特長があります。WH36DAは、ねじ締めスピードが最後までスピードが落ちにくいインパクトドライバーです。
条件:金物ビスΦ7×120mm(ラワン材・下穴なし)
モーターの温度上昇を低減
太くて長いネジでも締付け作業を連続で行う事が可能になりました。18Vから36Vにリチウムイオンバッテリーが高電圧化することでモーターの温度上昇を低減しました。パワーに余裕があるので温度上昇しにくく、連続作業に強くなりました。作業時の温度上昇は従来機に比べて、2倍低減できております。
WH36DA 最大締付トルク
日立 WH36DA(2XP)の最大締付けトルクは、約180N・m。18Vから36Vに高電圧化したのでもっとパワーは向上させることは出来るのですが、ビット折れ等を防ぐ為にあえてトルクは2倍にしていません。従来機に比べて最大トルクは小幅にアップしております。今後、発売されるインパクトレンチでは、高電圧で最大締付けトルクを約2倍にした商品が出てきます。
WH36DA 1充電当たりの作業量
日立 WH36DA(2XP)の1充電当たりの作業量は、ネジ締め 約3700本 (ナゲシビスφ4.0×50mm下穴なし)(BSL36A18使用時)
(金物ビスφ7.0x120mm 下穴なし)の場合は 約75本
トリプルハンマー搭載
日立 WH36DAはトリプルハンマー搭載で打撃箇所を2箇所から3箇所にすることで、小刻みな打撃を可能にしました。1回転あたり3打撃という細かい打撃により、低振動を実現し、好フィーリングとカムアウトの軽減を実現しました。パワーモードにすれば、1個爪を飛ばして1回転あたり1.5打撃のパワフルな打撃を行う事も可能です。トリプルハンマーにより多彩な打撃を行えます。
4モード切替機能
日立 WH36DAでは、18V従来機のWH18DDL2と同様に、4モード切替が可能です。
「ソフトモード」 1回転で3打撃
「ノーマルモード」 1回転で3打撃
「パワーモード」 1回転で1.5打撃(高負荷作業時)
「テクスモード」 1回転で3打撃 (テクスビスに最適)
上記のように多彩なモード切替があります。
センターバランス設計
機械の重心位置をハンドルの握り部の中指付近にするセンターバランス設計で、持っていて安定感があります。重心が安定している事で軽く持つことができ、作業者の負担を軽減します。
最適な風路設計・冷却効率向上
風路設計を最適化する事により、効率よくモーターとハンマーケースを冷却することが可能になりました。冷却効率が向上することで耐久性も向上しております。
防じん・耐水IP56
粉塵が入りにくい特殊風窓構造(特許技術)を採用。主要部品の樹脂フルコーティングで保護等級IP56の防塵耐水性能を実現。過酷な現場環境にも対応できます。
※IP56適合品は、粉塵や水の影響を受けにくい設計ですが、故障しない事を保証するものではありません。過度は粉塵の中や、水中や激しい雨の中での作業はしないでください。バッテリを装着した状態で、工具本体はIP56の保護等級に適合しております。バッテリの防塵、耐水を保証するものではありません。
アクティブコントロールシステム
日立独自の制御技術アクティブコントロールシステムで高速ネジ締めスピードを実現。カムアウトも軽減してくれます。
36V小型バッテリー
新搭載のマルチボルトのバッテリーBSL36A18は、従来の18VバッテリーBSL1860とほぼ同じの大きさと質量で36Vの高電圧を実現。厳密に言うと50gだけアップしています。バッテリーの出力は、1080Wの高出力です。非常に小形・軽量なバッテリーです。従来の18V機でも使う事が可能です。バッテリーの残量表示機能と故障をお知らせする機能が搭載されています。
写真の通り、旧型のWH18DDL2とバッテリの互換性があります。
WH36DA バッテリー 仕様
日立 36Vインパクト WH36DA(2XP)に搭載されるバッテリーBSL36A18の仕様について解説いたします。
マルチボルトバッテリーBSL36A18の解説動画です。
電圧-容量 |
36V-2.5Ah / 18V-5.0Ah (自動で切替) |
冷却 | 対応 |
本体寸法 | 全長116x高さ69mmx幅76mm |
充電時間 | 約25分(UC18YDL使用時) |
使用可能な製品 |
18V機:使用可能(一部製品を除く) 36V機 マルチボルトバッテリ対応製品 |
使用可能な充電器 | スライド式リチウムイオン電池対応充電器 |
バッテリー2年保証
日立 WH36DA(2XP)に搭載のマルチボルトバッテリーBSL36A18はご購入から2年保証が付いています。ただし、充電回数1500回に先に到達した場合は保証が終了いたします。
2年間安心して使用することが出来るリチウムイオンバッテリーです。
2年保証は2017年9月現在だと、BSL1460、BSL1860、BSL36A18、BSL3660のみ対象。
WH36DA 仕様
日立 インパクトドライバー WH36DAの仕様は下記の通りです。
能力 | 小ねじ: 4~8mm 普通ボルト: M5~M16 高力ボルト: M5~M14 テクスねじ: φ3.5~φ6 |
六角軸二面幅 | 6.35ミリメートル |
最大締付トルク |
180N・mで (1837kgf・cm程度) |
無負荷回転数 |
ソフトモード: 0~900 (min⁻¹)[回/分] |
打撃数 | ソフトモード: 0~2000 (min⁻¹)[打撃/分] ノーマルモード: 0~4100 (min⁻¹)[打撃/分] パワーモード: 0~4100 (min⁻¹)[打撃/分] テクスモード: 0~2200 (min⁻¹)[打撃/分] |
機体寸法 (全長×高さ×センタハイト) |
127mm×237mm×29mm (BSL36A18装着時) |
品質 | 1.6kg(バッテリ装着時) |
使用可能蓄電池 | マルチボルト蓄電池(残量表示付) |
蓄電池 | 形名:BSL36A18 電圧-容量 36V-2.5Ah/18V-5.0Ah |
充電器 | 形名:UC18YDL(冷却機能付) 充電時間:約25分 |
標準付属品 |
【セット品の場合】本体・急速充電器(冷却機能付)、 |
※従来のバッテリー(BSL3620、BSL3626、BSL3660、BSL18XX、BSL14XXシリーズ)は使用不可。
※充電時間は気温等により長くなる場合もあります。
WH36DA バリエーション
日立 WH36DA のセットのバリエーションは全部で4種類になります。色は「アグレッシブグリーン」と「ストロングブラック」の2色になります。
●WH36DA(2XP) アグレッシブグリーン 定価:68,600円(税別) 販売価格 44,590円(税別) JANコード :4966376264803 |
●WH36DA(NN) アグレッシブグリーン 定価:25,800円(税別) 販売価格 16,770円(税別) JANコード :4966376264780 |
●WH36DA(2XPB) ストロングブラック 定価:68,600円(税別) 販売価格 44,590円(税別) JANコード :4966376264810 |
●WH36DA(NNB) ストロングブラック 定価:25,800円(税別) 販売価格 16,770円(税別) JANコード: 4966376264797 |
日立 WH36DAの別売のアクセサリーは、「バッテリーBSL36A18」と「急速充電器UC18YDL」と「プラスチックケースNo372807」があります。
マルチボルトシリーズ
日立 インパクト WH36DA(2XP)以外にも、マルチボルトシリーズの商品があります。
マルチボルトシリーズ商品リンク 日立 C3606DRA(XP) コードレス卓上スライド丸のこ |
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WH36DA WH18DDL2 違い
WH36DAは見た目が旧型のWH18DDL2とそっくりなので、何が違うのか写真と共に解説します。
見た目の違い
見た目の違いですが、ほとんど同じです。左が、WH36DA(2XP)。右がWH18DDL2です。バッテリーが新型なので、見た目も違います。
裏面も見た目は同じです。商品の型番が書いてある部分が違います。
WH36DAのバッテリーの見た目ですが、大きさは同じですがデザインが変わっています。溝が入ったデザインになっています。
左が従来のバッテリーBSL1860。右がマルチボルトバッテリーBSL36A18。端子が違うのが見た目でもわかります。
左が旧型バッテリ、右が新型バッテリ。新型バッテリには、バッテリの残量表示がついています。残量表示機能により、約50gだけ重くなっています。
日立 WH36DAの本体の操作部分ですが、バッテリの残量表示機能が無くなりました。バッテリ側で残量が確認出来る為、省かれています。
電圧の違い
日立 WH36DAは、旧型と電圧が違います。18Vから2倍の36Vになっています。パワーに余裕があるため、発熱しにくいのが利点です。
最大締付けトルクの違い
日立 WH36DA(2XP)の最大締付けトルクは、177N・mから180N・mに、3N・mトルクがアップしました。
トルクが強いとビットが折れやすくなるので、あえて小幅にトルクアップしています。
重量の違い
日立 WH36DA(2XP)の重量は、1.4kgから1.6kgに0.2kg重くなっています。(バッテリ装着時)18Vから36Vに高電圧化を実現しておりますので、小幅な重量アップに抑えてあります。バッテリが約50g重くなっているので、約150g本体が重くなっている計算になります。
https://www.youtube.com/watch?v=4vVnTpjpQKY
日立 インパクト WH36DA(2XP) メーカー公式動画です。
日立 WH36DA(2XP) コードレスインパクトドライバー |
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この記事を書いた人 ウエダカナモノ
