マキタの18V充電式グリスガンGP180DRGが新発売されました。高吐出と高排出量で大型建機のクローラー張りにも対応します。吐出量を自動切替えできる自動変速モードを搭載しています。それでは詳しく解説していきます。
GP180DRG 国内最高の吐出パワーとスピード
最大69MPaの高圧吐出と最大290mL/min(自動変速モード時)の吐出量!充電式グリスガンとしては国内最高の吐出パワーとスピードを実現しました。大型建などのクローラー張りをスピーディーかつパワフルに作業が可能です。固着・ツマリ掛けのニップルにも高圧吐出で対応します。
※1 充電式グリスガンにおいて(自動変速モード時)2021年4月現在、マキタ調べ。
※2 常圧(大気圧)にて吐出した場合の参考値です。また注油対象側の圧力等により異なります。
GP180DRG 作業で選べる2モード切替
自動変速モードと低速モードを搭載しています。
「自動変速モード」は作業圧を感知して、作業開始時は速さ優先で注油を行い、作業終盤には高圧注油に自動切替えます。「低速モード」は吐出速度を低速に固定し、継続的な高圧注油が可能です。トリガスイッチの引き代によって吐出量の調整も可能です。作業内容に応じてモードの切り替えが出来、作業効率の向上をサポートします。
GP180DRG 充填方法
グリスは「カートリッジで充填」「ペール缶からバレルへ直接充填」「ポンプで充填」の3つ方法で充填が行えます。グリスカートリッジをバレルに装填して使用するだけでなく、ペール缶から直接バレルにグリスを充填できるようにしたことで、グリス注入量が多い現場でもカートリッジを多数準備する必要がありません。
※3 ポンプで充填する際はフィッティング(市販品)をご利用ください。
GP180DRG 豊富な1充電作業量
1度の充電で「変速モード」なら約15,000mL(420mLカートリッジ約35本)、「低速モード」なら約8,000mL(420mLカートリッジ約19本)の作業が可能です。
※4 BL1860B使用時、常圧(大気圧)、気温20℃、グリスNLGI No.2。数値は参考値です。バッテリの充電状態や作業条件により異なります。
GP180DRG 作業効率の向上
移動しながら作業する際に便利なショルダーベルトや長時間に注油を行う際に役立つロックオンスイッチ、暗所での作業時に注油対象を明るく照らすLEDライト、狭いところでの作業を可能にするフレキシブルホース等の作業効率を向上させる様々な機能が搭載されています。
GP180DRG 仕様
バレル内径(mm) | Φ61 |
グリス容量(mL) |
カートリッジ420 バルク570 |
グリスちょう度※1 |
ちょう度番号0-2号 (NLGI No.0-No.2) |
吐出量(mL/min)※2 |
自動変速モード:290 低速モード:145 |
電源(V) | 直流18 |
本機寸法(長さx幅x高さmm) | 449x114x245 |
質量(kg)※バッテリ含む | 6.0 |
標準付属品 |
フレキシブルホース1200(本機取付) アダプタ(本機取付) ショルダーベルト バレルアッセンブリB(本機取付) |
1充電あたりの作業量(目安)※3 |
自動変速モード:約15,000mL 低速モード:約8,000mL |
※1 JIS k 2220
※2 常圧(大気圧)にて吐出した場合の参考値です。また、注油対象の圧力などにより異なります。
※3 BL1860B使用時、常圧(大気圧)、気温20℃、グリスNLGI No.2。数値は参考値です。バッテリの充電状態や作業条件により異なります。
GP180DRG おすすめ別販売品
詳しくはウエダ金物まで!
この記事を書いた人 ウエダカナモノ