- 2025-4-12
- HiKOKI(日立工機)
CV36DMA
ハイコーキから新発売されました新型の36VマルチツールCV36DMAについて解説いたします。今回の新型のCV36DMA(NN)本体のみは、従来機のCV18DA(NN)のマルチツール定価41200円からマキタのマルチツールTM52DZと同じ定価の35700円に価格を下げて対抗してきているのが最大のポイントです。18V機より36Vの新型のほうが安い逆転現象が起こっております。振動角度がマキタや従来機の3.6°に対して4.0°を実現しており、切断スピードを高めております。従来機からの周長133mmの細径グリップでマキタの周長169mmより細く設計されております。またブレード交換も従来機やマキタは2アクション必要ですが、1アクションで脱着が可能になっております。(※価格は2025年4月時点です)
HiKOKI(ハイコーキ) CV36DMA コードレスマルチツール 36V
それではCV36DMAを特長別に解説していきます!
ワンタッチブレード交換
ブレード交換はワンアクションでできます。
4つのマグネットでブレードを仮保持できるため、本体を下に向けたままでもブレード交換ができます。また、高所作業時などのブレードの落下リスクを軽減するので安心です。
写真のようにレバーを上げるとブレードを外すことができます。
レバーを上げた状態だと真ん中の固定部は閉じています。
レバーを下げると爪が広がりブレードが固定されます。
高速切断で作業スピードアップ
従来機の3.6°から4.0°の振動角度に向上し、より高速に切断が可能です。またSTARLOCK MAXブレード対応のため、作業の幅も広がります。※OISブレードは不可になります。
切断スピード
切断スピードの比較(目安※)
作業:鉄筋切断 切断材料:D13 ブレード:MMI32PH 荷重:30N
約22.2秒 18V機から切断スピード 約30%向上
軽量・細径ハンドル
小型のブラシレスモーター採用により本体が軽く、ハンドルも周長133mmと細く握りやすいため作業がはかどります。マキタの169mmよりも細い経になります。
2灯式LEDライト搭載
LEDライトが2灯式となり、横に向けたブレードの刃先も見やすくなっています。
振動数調整ダイヤル
振動数は6,000〜20,000min-1の範囲でダイヤル設定出来ます。
防振構造により低振動
機構部と外側のハウジングをクッション性のあるやわらかいゴムで絶縁することで、振動を低減しました。
無負荷振動値:3.0m/s2
1充電当たりの作業量
約370カット 条件:36V-2.5Ahバッテリー使用 ポケット切断 材料:t12コンパネ ブレード:MMD32PBC 荷重:22N |
用途
各種材料の切断 ポケット加工 コーキング・タイル等の剥離 木材等の研磨 |
CV36DMA 仕様
振り子振動数(min(の-1乗)):通常モード:6000~20000
モーター:直流モーター 無負荷振動数[気温20℃満充電時]: 電池電圧:36V 寸法(全長x全高x全幅):359x130x88mm 質量:2.0kg 充電器 振動三軸合成値: ※ OISのブレードは使用不可 |
CV36DMA セット内容
■CV36DMA(XPZ)
質量 2kg (BSL36A18X装着時) セット内容 ブレード(MMD32PBC) アクセサリケース パッド(MSU93D) サンドペーパー#60(2枚) サンドペーパー#120(2枚) サンドペーパー#240(2枚) 電池BSL36A18X 充電器UC18YDL2 システムケース(No.2) 電池カバー |
■ CV36DMA(NN)
質量 1.3kg セット内容 ブレード(MMD32PBC) アクセサリケース パッド(MSU93D) サンドペーパー#60(2枚) サンドペーパー#120(2枚) サンドペーパー#240(2枚) |
CV36DMA 別売 新型ブレード
「MMD32PBC」 釘の入った木材深切り・釘、鋼管切断 |
「MMD52PBC」釘の入った広い開口・釘、鋼管切断 |
「MMD100SB」2×4材、垂木、間柱、一発切断デカブレード |
「MMI32PH」ステンレス・ビス・釘・金属全般、FRP、硬質プラスチック切断
|
「MMU32PK」シーリング材・発砲スチロール・断熱材切断 |
「MMW32PC」厚い木材(2x4)深切りポケット切断 |
CV36DMAと従来機を比較
長さは新型CV36DMAのほうが長くなっています。全長341mmから359mmに長くなっています。
CV36DAMのほうが、ブレード装着部が薄くなっているので、際の作業がしやすくなっているかと思います。
ブレード装着部は、2アクションから1アクションで機構が変わっておりますので、形状も変わっております。
同様にレバー部分も機構が変わっております。
ゴムグリップの形状ですが写真のように従来機に比べて変わっております。新型のCV36DMAは横に厚みのあるゴムを配置しておりますので、当たった際の機械への衝撃を軽減できるようになっております。
写真のように横についているゴムに厚みがあります。
HiKOKI(ハイコーキ) CV36DMA コードレスマルチツール 36V-2.5Ah
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