- 2024-3-27
- 蓄電システム
家庭用蓄電池(蓄電システム)とは
家庭用蓄電池(蓄電システム)とは、電気をバッテリー(蓄電池)に貯めて、必要な時に電気を利用できるシステムです。「太陽光(ソーラー発電)からの電気」・「発電機からの電気」・「電力会社の主電源」の三つの電気を蓄電池に貯めることができます。
太陽光発電は、天候に左右されるので、家庭用蓄電池(蓄電システム)に電気を貯める事で、使いたい時に電気を使うことができます。
停電時や災害時に貯めた電気を使用できるので、万が一の備えになります。
家庭用蓄電池の種類・メーカー
発電機や太陽光からの直流の電流を交流に変換する「パワーコンディショナ」と「蓄電システム」を合わせたものが、ハイブリッド蓄電システムと呼ばれています。
パワーコンディショナーの機能が付いて無いものを単機能蓄電システムと呼びます。
家庭用蓄電池(蓄電システム)には、「特定負荷型」と「全負荷型」があり、特定負荷型は特定エリアの電気のみ、
全負荷型は200Vのエアコン・エコキュート・IHなど停電前と変わらず使用することができます。その分の価格の差があります。
メーカーは、シャープ・パナソニック・長州産業・ニチコン・住友電工・ファーウェイ・カナディアンソーラー・エナジーストック等があります。
FITの売電からオフグリッドシステムへ
2012年から開始した再生可能エネルギー固定買取制度(FIT)をご存じでしょうか。
CO2削減やエネルギーの自給率を高めるために行った制度です。
すでに10年以上経過しFIT終了により電気の買取金額が大幅に安くなったり、出力制御により電力会社が買取をストップする事態が発生しています。
一般家庭では屋根にソーラーパネルを設置して発電した電気を売電して、少しでも電気代の節約を考えていたが現在では使用すらできないといった家庭もあります。
現在の1KWあたりの電気購入金額は基本契約料金含め約30円前後、
販売価格は1KWあたり10円前後といわれています。
2018年九州電力から開始した出力制御は2023年度には東京と北陸を省く全国で実施されており、2024年度は日本全国で行われるようです。
そこで自己発電した電気は自己消費する【オフグリッドシステム】が徐々に増えてきています。
電力会社から購入するより自己発電し自己消費する方が経済的に安く済むからです。
一般家庭で1カ月に消費する電気は約5KW程度と言われれいます。
昼間、ソーラーパネルで発電した電気を使用し、余った電気を家庭用蓄電池(蓄電システム)で充電し、充電した電気を夜使用する。
このような循環型システムがオフグリッドシステムです。
エナジーストック 蓄電システムの操作パネル
壊れたパワーコンディショナーの交換について
屋根に設置したソーラーパネルの有効利用として売電を目的に設置したソーラーパネルにはパワーコンデショナー(直流を交流に変換する機器)が
必要ですが、多くの家庭でパワーコンデショナーが古くなり壊れて使えない状況です。交換するにも費用が発生します。
エナジーストックのハイブリッドインバーターは電流を交流に変換してソーラーパネルから充電が可能で、AC出力(50Hz/60Hオート)100V/定格出力5000W/8000Wが得られます。
災害時でも電気の心配は不要ですので安心して暮らせます。
エナジーストックのインバーターには特定負荷型(100V専用)と全負荷型200V/100V両対応がありますので、用途に応じ選択できます。
バッテリーに安全性能の高いリン酸鉄のリチウムイオンバッテリーを採用していますので、充放電回数は約9,000回とずば抜けた耐久性です。
更に高速充電対応なのでソーラーパネルさえ大容量出力であれば(450W×8台) 約2時間程度で満充電可能です。
このシステムの最大の特徴が、バッテリー容量が足りない場合、増設が簡単にできる事です。(基本システムは5.12KWです。)
最大で15台(76.8KW)が可能です。 但し一般家庭の場合17.8KWまでそれ以上の場合は消防への届け出が必要です。
家庭用蓄電池のイニシャルコスト
家庭用蓄電池のイニシャルコストですが、5kW の蓄電池であれば通常100万円~150万円ほどですが、
ソーラーパネル設置家庭であればインバーターと家庭用蓄電池(蓄電システム)と合わせてエナジーストックなら約70万円程度で設置可能です。
約3年で元が取れる計算です。
ソーラーパネルも別販売品としてあります。ウエダカナモノで工事業者のご紹介も可能です。
家庭用蓄電池(蓄電システム)の価格比較
エナジーストックのハイブリッド蓄電システムは、比較表をご覧の通り圧倒的に価格が安くコスパがいいです。
ポータブル電源で有名な富士倉のグループ会社のエナジーストック。
価格が安いのに実績のある日本企業の信頼性もあります。
ウエダカナモノでは納品まで行い、その後の工事は、全国工事会社様をご紹介可能です。
詳しくはウエダカナモノまでお問合せください。
エナジーストック商品一覧 |
再生可能エネルギーの推移・発電の原材料の割合
現在でも化石燃料に占める割合が多いので、世界情勢や円安により電気料金の高騰は影響される。
今後もこのような状況は続き電気料金は高止まりになる。
一方、火力発電、原子力発電は需要が少ないからといってもすぐに出力を落としたり、停止する事ができないので
ソーラー発電による出力制御に向かってしまう。
出力制御はなぜ行われるのか
出力制御はなぜ行うのか。
電力の需要量が少なく、供給量が多いと電線の電気はパンク状態になり大規模な停電になります。火力発電、原子力発電は急に電気を停止する方法がありません。
一旦停止しますと再稼働すのに何日も掛ります。その為、電気の買取制度に【出力制御】を行う場合があるとの契約文面があります。
2018年に九州地区で初めて出力制御が行われました。2022年には全国6社の電力会社で行われその後、毎年増えています。
資源エネルギー庁が公表した出力制御実施表です。
ソーラーパネルの設置が増えており原子力発電所約3機分の電気が捨てられているのです。
各電力会社の出力制御見込み
出力制御対策として、ハイブリッド型蓄電システムが有効活用でき電気代節約になります。
上記グラフは2021年度に経済産業省が発表した家庭用蓄電池市場予測です。
【特定負荷型】エナジーストック ES-5000IV 家庭用大型蓄電池インバーター100Vタイプ |
【全負荷型】エナジーストック ES-8000IV 家庭用大型蓄電池インバーター100V/200V両タイプ |
エナジーストック ES-450WSP 450Wソーラーパネル |
エナジーストック ES-F270WSP フレキシブル270Wソーラーパネル |
この記事を書いた人 ウエダカナモノ