本日は、ちょっとお客様にかなり需要のある商品の説明でもしていきたいと思います。
暇な方はぜひご覧ください 😎
エアコンプレッサー おすすめ、お手入れ(水抜き)まですべて説明していきます。
てことで、コンプレッサーのことを1からいきます!
コンプレッサーとは
皆さんがよく使われている、マキタやマックス、ヒタチのエアコンプレッサー。
そのエアコンプレッサーは大きなエアコンプレッサーという枠の中の一つの種類に過ぎないのです。
どんな種類があるのか1つ1つ説明していきます。
コンプレッサーの種類
パッケージタイプコンプレッサー
静音性に優れていますが、めちゃくちゃでかいのでスペースの確保が必要になります。
タンクマウントタイプコンプレッサー
車輪が付いているもので移動させるのがラクなコンプレッサー
スクロールコンプレッサー
オイルフリーなので、吹き出しでいる空気は綺麗!静音であり低振動なので快適に作業ができます。
ダブルクローコンプレッサー
オス、メスの二つのローターで構成されており触れずに回転させるので摩耗がなく寿命が長いのが特徴です。メンテナンスも簡単!
スクリューコンプレッサー
工場などによく使用されているみたいですね。静音で振動も小さく、中型クラスでは最も効率のいいコンプレッサーとなっています。
レシプロコンプレッサー
これがエアー工具を使うときに使用するコンプレッサーですね!皆さんがよく使っているそのエアコンプレッサーです。
一般的に普及しているものです。このコンプレッサーについての説明がこの記事のメイン。
エア釘打機、エアタッカ、ピンタッカ、仕上釘打機、エアビス打機等の先端エア工具に、その動力源となる圧縮空気を作り出して
これらのエア工具に供給させるための機械がこのエアコンプレッサーになります。
このコンプレッサーの内部でシリンダ、ピストンなどの構成部品により体積を縮めることが出来ます。そうすると圧縮された空気は大気に放出されるときに
元に戻ろうとする力が発生します。これを空気圧エネルギーと言われていますね。この空気圧エネルギーをタンクにため込んでいまして、この一連の流れを
してくれる装置がエアコンプレッサーです。
コンプレッサーの動力源とモーターの種類
コンプレッサーの中でも動力原とモーターの種類も様々あります!!!
ガソリンを動力源にしてたりですね。
今回はAC交流電気が動力原のモーターの説明していきます!
AC交流電気
整流子モーター
商用電源にて直接駆動ができます。モーターの特性は小型・廉価で良いんですが、寿命・音の面が劣っているので、
軽量用途で特価した商品に採用されていることが多いです。
インダクションモーター
商用電源にて直接駆動がききます。ただ50Hz、60Hz用が必要です。
基本的に回転数が一定なので低電圧になり電流値が上がると、電流を検知し、電磁弁から圧縮した空気を外気に逃がして負荷を軽減した運転をします。
ただ!!!!
モーター起動時に凄まじく電流を消費するのでブレーカー落ちには気を付けてください。
モーター性能自体はかなり良いのですが、現場用軽運搬型コンプレッサのモーターとしては質量、大きさが問題となってくるかもしれません。
DCブラシレスモーター
最近よく耳にするモーターの名前ですね。
インバータ回路がないと駆動することができません。
小型・軽量で特性も良く、現在インバータモータとして最も採用されているモーターです。
起動トルクが大きいためインダクションモーターのコンプレッサのようにアンローダ機構を使わなくても圧縮運転ふが出来るという優れもの。
これによりコンプレッサの本体を小さく、軽量化することが可能になったんですね。
また低電圧時に回転は落ちるのですが圧縮運転は可能なので低電圧環境では有利となります。
しかしコンプレッサへの運転時間が長くなるなど負荷がかかるので注意が必要!!
更にマイコン制御が必要な事から電気のノイズの影響に気を付けましょう。一般的な発電機からの電源供給は電子基盤等を壊してしまう恐れがありますからね!
特徴として起動トルクが大きいのでインダクションモーターのコンプレッサのようにアンローダ機構を使わなくても圧縮運転を開始できます。その結果コンプレッサの小型軽量化が可能となりました。また低電圧時に回転は落ちるが圧縮運転は可能なので低電圧環境では有利となります。しかしコンプレッサへの運転時間が長くなるなど負荷はかかるので注意が必要です。ちなみに一般的な高圧コンプレッサは各メーカーとも15Åを必ず消費するので電源の確保には気を付けましょう。
では整流子モーター、インダクションモーター、ACブラシレスモーターを説明したところでそれぞれの特徴を説明していきます。
それぞれのモーターの特徴
整流子モーターの特徴
・電源が広東にとることができます。
・小型・軽量で高出力タイプ
・起動時の回転力が大きい
・高速回転が容易に得られ、回転数の変化がギア、プーリー等により広範囲にできるので、作業目的に適した回転数を選択することができます。
インダクションモーターの特徴
・保守が容易
・カーボンブラシ、整流子がないので故障が少ない
・振動や騒音が少ない
・周波数と極数によって回転数がほぼ一定なので、負荷変動があっても関係なし!
DCブラシレスモーターの特徴
・騒音が発生しにくいようなってます。
・カーボンブラシなどの摩擦がなく、モーターの耐久性も向上
・モーターとカーボンの接地面から火花が出ません。なので、気にしなく作業が出来ますね。
最近ではこのDCブラシレスモーターが主流となっているエアコンプレッサが多いです。
やはり、小型・軽量は魅力的。
それでは、このDCブラシレスモーターを使ったコンプレッサーの仕組みがどうなっているのかご説明します。
エアコンプレッサーの動作の仕組み
コンプレッサーが一体どのような仕組になっているのか、詳しく解説していきます。
モーターの回転の仕組みとこれを使用したコンプレッサーの特徴
電子整流回路が必要となってきます。なぜなら、このモーターには整流回路がないからです。
この電子整流回路は磁極センサーという物があります。これが何の役割を果たしているのかというと、
マグネットロータがどの位置にあるかを検知して、この信号をもとに電子回路を制御して回転磁界を発生させていきます。
それじゃ、これを使用してるコンプレッサーはどうなんの?って話ですが、圧力が上がると回転数が下がるインバーター制御のインダクションモーターと違って
DCブラシレスモーターは電圧と回転の状況を把握し、最適な回転数を制御することができるのです。
そうすることにより、50Vの低電圧時でも従来の空回り運転せずに、圧縮し続けることができます。また、高圧圧縮時でも回転数を一定に保てるので安定した作業が行えちゃいます。
気体を圧縮する方法
色々あります。
ターボ式の遠心式だったり、容積式のピストン式、ダイヤフラム式だlるたり。
いくつかの方法がある中でコンプレッサーは、往復式方式を採用されています。この方式は高圧空気を得るのに適していて、
その中でもピストン式はシリンダ内部を往復するピストンの作用で圧縮質の空間容積を変化させることにより、圧縮し高圧空気を得ることができます。
このように気体の圧力を高めるものがコンプレッサーですが、0.1Mpa以上にする場合にコンプレッサーと呼ばれています。
往復式コンプレッサーの圧縮原理
1.クランクケースから吸収された大気を、筒(シリンダ内部)に取り入れて、内部だけにしか開かない弁(吸収弁)をもった筒の中をピストンが往復運動
2.筒の中の容積が広がるとき空気が中に入り、この状態で容積を縮めていくと空気は圧縮。
3.外側だけにしかない吐出弁を開いて、圧縮空気を得る。
通常最高圧力は1.0Mpa未満で、最高圧まで大気圧を一回で圧縮する一段式コンプレッサーと
二回に分けて1.0Mpa以上に圧縮する二段式コンプレッサーと別れていますが、何が違うのか。
二段式コンプレッサーは大きさの異なるシリンダが付いており、高い圧力を利用し、空気使用量が多いところで使われています。
(ちなみに、低圧側のシリンダで圧縮された空気が、高圧側の吸入弁から高圧シリンダに送り込まれて、吐出弁から吐き出されます。こうして高圧空気を得ています。)
モーターの回転により、クランクが回転するとロッドによりピストンはシリンダないで往復運動を繰り返します。
安全面への配慮
エアタンク内の圧力が上限の設定圧力になると圧力スイッチが働きモーターの電源を切って自動的に停止させます。
また、エアタンク内の下限の設定圧力になると再び電源が入りモーターが回転し圧縮を始めます。仮に圧力スイッチが不良になった場合、安全弁よりタンク内圧縮エアを大気に放出してくれます!
エアコンプレッサーの使い道
下の紹介した奴以外でも様々な用途にコンプレッサーは使っていけます。
エアダスター
掃除機で掃除がしにくい、ほうきでも払いにくいといった場所がありますよね?
そんなところでも埃などの細かい遺物もエアーの力で吹き飛ばします。
傷もつける心配もないですし、一番らくな掃除の仕方ではないでしょうか!
ちょっと話はずれますが、ちょっとエアダスターの説明もいれておきます。
【特徴】
・機械加工時に発生する粉などの吹き飛ばし作業や、感想作業・梱包・パッケージングのエア注入などに使います
・ノズルを交換することで、奥ーの手が届きにくい所とか広範囲の吹き付けが可能になって用途が広がりますね
【種類】
・樹脂製エアダスター
一般ダスト作業に便利!金属タイプより軽く剛性がある
・フローガン
金属タイプよりも軽量で、手元でのレバー操作で簡単に流量調整が出来る。
・ミニエアダスター
コンパクト設計で軽量です。
エアダスターの説明はこんなところですかね!
タイヤの空気入れが出来る
この使い方は私がコンプレッサーを使うメインの用途になっています。
めちゃくちゃ贅沢に空気いれしてます。
エアー工具を使う
エアーインパクト、釘打ち機を繋げて使う。これが皆さんのメインとなる使い方でしょう。
他にも色々とエアコンプレッサの使い方はありますね!
ただ!!!ここで注意なのがエアー工具を使うときは用途に応じて選定することが大事です!!!!
マックスのコンプレッサーを例に説明していきます。
コンプレッサー選び方とお手入れ
選び方とお手入れは大事なことです。
用途環境に応じたコンプレッサーを選ぼう
例)高圧ネイラを使いたいな!!!!!!
・でも常圧ネイラも使いたいな!!→AK-HL1250E2(常圧と高圧タイプ)
・常圧必要ねぇ!高圧だけほしい!!→AK-HH1250E(高圧4口のタイプ)
高圧圧力調整が2個付いていると個別に圧力を設定できます。
例えば、片方で90mm釘を打つから2.2に設定!!!そしてもう片方でフィニッシュ使うから1.6MPaに設定!!
なんて事も可能です。エア圧を調整しにわざわざコンプレッサまで戻らなくていいので便利ですね!
例)両方使いたいがリーズナブルなタイプが良いな!
・それなりに作業量のある高圧、常圧が使いたい!→AK-HL9500E(エアチャックは高圧常圧1個しかありませんが、部品をつければ各2個まで増設可能)
例)高圧、常圧があって軽くて小さいのがいいなー。→AK-HL7900E、AK-CH7900E
タンクは小さいですが、すぐ満タンなります。ショルダーベルトやチェーン掛けようUボルトフックセットなどもオプション品であるので持ち運びし易い♪
AK-CH7900Eは常圧高圧兼用エアチャックが付いているので便利です。
DIY始める!やタイヤの空気入れる!て人には→AK-820
DIYやちょっとした空気入れに万能!ただインダクションモーターを使用しているので使用地域のHzには注意して下さいね!
タンクの容量
一般的にはタンクの容量が大きければ大きいほど連続で使える作業時間は伸びます。
しかーし、現場の作業次第ではエアが追従しない事があります。一回釘打ち下限圧以下まで下がると、タンクに作業可能圧までエアが貯まるまで釘打ち機が使用できなくなります。
タンクが大きければ大きくなるほどエア貯まるまでも時間がかかってくるので、容量良く作業していくことを考えていくようにしましょう ( ノ゚Д゚)
上手にコンプレッサーを使っていこう
・コンプレッサーは電力を大量に消費するので、延長コードは伸ばして使うように!長かったり、細すぎたりは負担もかかって能力も活かせません。
・風通しの良い場所で使用してください。熱がこもると圧縮効率が下がりエアの貯まる量が少なくなってきます。オーバーヒートしやすくもなるので、風遠しが良く雨が当たらない場所を確保が大事です。
・作業運転に応じて運転モードは変えていくように!こうすることで運転時間を抑えコンプレッサーの寿命も長持ちになってきます。
・早めのメンテナンス、修理を意識していこう。コンプレッサーの圧縮機のリングは消耗していきます。音が大きくなり消耗部品の耐久を超えて長時間使用してしまうと、エアが満タンになるのに時間がかかってきます。モーターにもダメージがかかってきます。修理に出したら高額だああああああ!!!!て事を防ぐためにも早めの修理は大事です。
では、お手入れの仕方を説明していきます。
コンプレッサーのお手入れ
・コンプレッサーのカバーや持ち手のグリップに油や薬品をかけてはダメ!!絶対!!劣化して折れたり割れたりしてしまいます。
・ドレンコックからこまめに水抜きをしていきましょう!タンクに水が貯まってしまうとタンク内部にサビついてきたり、その水が腐ったりします。
ちなみにドレンコックの水抜きはある程度勢いをつけて抜かないとドレン排出中に凍りつき氷が詰まってしまって排出しない場合があります。その場合はドレンコックを操作せずにそのまま溶けるのを待つようにしましょう。無理に占めてしまうと氷片がドレンコック内部を傷付けてエア漏れの原因になっていまいます。
ウエダのおすすめするエアコンプレッサー
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電動工具と言えばマキタ⇒ マキタ カタログ【徹底比較】
日立 EC1245H2 高圧エアコンプレッサー 社外ホース付
MAX AK-HL1250E2(27L) スーパーエアコンプレッサー
マキタ、ヒタチ、マックスをそれぞれ一個づつ紹介しましたが
もちろんこれだけがおすすめではありません。
紹介しきれないので、ぜひ気になる方はこちらもご覧下さい!!!!
オススメブログ⇒ マキタ TD170DRGX【6アンペア】インパクトドライバーTD160DRGX
さて、長くなりましたがコンプレッサーの説明はこれにて終了です!
ぜひお役に立てればと思います 😆
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この記事を書いた人 ウエダカナモノ