スラブ打設作業の効率を更に追求したプロシリーズ新登場!!
高周波48Vシリーズのスラブインナーはスラブ打設専用機として開発されたコンクリート内部振動機です。機種はCSV50型ホース長1.5m(公称径50mm)と、型枠を傷めないゴムヘッドCSV50-R(1.5m)の2機種です。
従来、柱や壁、スラブ(床)などのコンクリート打設には汎用的なバイブレータが使用されてきました。中でもスラブ打設の場合には、広範囲での移動が多い傾向にありバイブレータの軽量化が、そのまま作業者の疲労軽減に繋がり、作業効率が飛躍的に改善されます。
スラブインナーは作業者が手で持つホース部分のサイズは持ちやすい33mm。
新しい内部構造により振動部の長さが、240mm程度で汎用機に比べて大幅に短くなり、作業者が楽に取回せる使いやすいバイブレータです。
建築スラブ打設やコンクリート二次製品工場でのプレハブ板製造以外にも、コンクリート投入口が狭いトンネル現場(セントルによる二次巻き立て)など本機の使用により作業性が改善される適応例も多く、軽量、ショートサイズの特長を生かして、さまざまな現場へ対応出来ます。(PAT.出願中)
※電源装置は従来の高周波インバータ・高周波発電機で使用出来ます。
■振動部の尖端は金属マルヘッドとゴムヘッド
コンクリートの最も一般的な丸型の尖端形状です。コンクリートへの抜き差しの際、飛散の少ない形状です。 また、バイブレータの抜け跡が綺麗に抜ける様 尖端の形状を設計しています。外径52mm長さ 約240mmと全長が汎用機に比べて大幅に短くなり、振動体部質量も2.7Kgと軽量です。
ゴムヘッドの採用により打設時に型枠や鉄筋にバイブレータの尖端が接触することにより発生する打設時の騒音防止や、 型枠への傷、タイルの破損等を防止出来ます。
■建築スラブに最適なバイブレータ
振動部が軽くて、長さも短い為に足場の悪い場所でも操作性がよく使いやすいバイブレーターです。標準のホース長さは1.5mでスイッチの操作も打設作業者が一人で行えます。
■コンクリート二次製品でも使いやすい
建築スラブと同様なコンクリート二次製品工場のプレハブ板の打設も軽量で短い振動体の長さを生かして、効率の良い打設をすることが出来ます。先端部がゴムヘッドのCSV-R型は型枠をいためずに防音の効果もある上に、タイル張りの製品にも対応出来ます。
■トンネル二次巻き打設にも使えるコンクリート投入口が狭いトンネル現場(セントルによる二次巻き立て)などでも、汎用の振動部が長いバイブレータの場合は、挿入出来ないことがありましたが、全長が約240mmの短小な振動部の特長を生かせば打設が可能です。ホースの長さは標準で1.5mですが必要な長さで受注生産も可能です。
■モーターの長寿命に有効
バイブレータのモータ部は生コンにより冷却が行われているので振動体のショートサイズ化でコンクリート中に振動部すべてが挿入されることでモーターの冷却効果も良くなり、長寿命化も期待されます。
■エコ製品です!
CSVシリーズはエコ製品です。特にキャブタイヤケーブルは環境に優しい材料を使用したエコケーブルです。またCSVに使用しているキャブタイヤケーブルは10%の軽量化に成功しております。(当社従来比)
*環境に優しい材料とは、焼却及び埋め立て処理をおこなう際に、有害物質の発生の元となる塩素などのハロゲン系元素や人体に害を及ぼす危険のある鉛成分を含んでいないこと。リサイクルしやすい材料を使用していることがあげられます。
■容易なメンテナンス
ロータと振動軸を一体化し、メンテナンスが容易になりました。また、ベアリングがオイル潤滑ではなく、グリス潤滑なので潤滑代やオイルシールを管理する必要がなくなりました。
■新機能のプラグを採用
プラグ部分の接触不良によるモータの焼損トラブルを減少させる為、新開発のプラグはスーパータフピンを採用しております。スーパータフピンは半永久的に弾性を保ちプラグ部分の接触不良を起こさせません。
■手元振動の低減
CSVの振動バランスを調整し、手元振動が最も少なくなる設計をしております。 また、新型ホースが振動を若干吸収する事により手元振動を低減します。
■仕様
型式出力(W)電圧(V)電流(A)周波数(Hz)振動数(Hz)全長(mm)振動部
(径x長mm)外部ホース
(径x長mm)質量(kg)CSV50250485.5200/240200/240190652x24433x15008.5CSV50-R194552x2838.8