ハンナ　HI83300　<多用途>多項目吸光光度計

ハンナ　多項目吸光光度計　HI83300

★1台で63項目に対応した多用途型

HI 83300は63メソッドを内蔵した吸光光度計(イオン計)です。高価な分析装置や外部の検査機関での測定とは異なり、現場使用にぴったりです。測定項目に合わせて専用の試薬を使用し測定を行います。設置スペースはA5サイズという驚きのコンパクトさで持ち運ぶこともできます。さらに優れたコストパフォーマンスを実現している点も特長です。

※本器は対応している測定項目が多いため「多用途」としてご案内していますが、「農業」分野で養液や土壌の分析としてご好評いただいています。

≪特長≫

◆先進の光学システムを採用し高い精度と安定性を実現。

◆新機能の吸光度モードを搭載。お客様自身の溶液を用いて任意の濃度と吸光度の検量線を設けサンプル測定が可能。

◆単位はAbs。波長は420、466、525、575、610nmより選択。

◆バリデーター(標準液)での各波長の吸光度の検証が可能。本体の精度や信頼性の高さを確認でき安心です。

◆1000データの保存機能とUSBメモリーやPCへの転送も可能。(PCではCSV形式)

◆充電式の本器はフル充電で約500回の測定が可能。現場に持ち込んでの測定にも対応できます。

◆別売りのキャリングケースもあります。

◆試薬を使用しての吸光光度法に加えデジタルpH電極を接続し高精度のpH測定も可能。

本器で土壌分析をされたい方へ

本器では測定対象が液体(無色で濁りなし)ですので、土壌を直接測定することはできません。

しかしライシメーターを使い土壌から溶液を抽出することで、本器で測定することが可能です。

採取する土の深さに合わせて30cm、60cm、90cmの3種類をご用意。

バリデーター(標準液)を使った波長の検証方法

≪仕様≫

吸光度(Absorbance)測定範囲(分解能) 0.000～4.000Abs(0.001Abs)
精度 ±0.003Abs(1.000Absにおいて)
発光源/受光部 LED/シリコンフォトセル
波長 420、466、525、575、610nm
帯域通過フィルター 帯域幅:8nm、波長精度:±1.0nm
メソッド数 63pH(pH-mV)測定範囲 -2.00～16.00pH(±1000.0mV)
分解能 0.01pH(±0.1mV)
精度@25℃ ±0.01pH(±0.2mV)
校正 自動2点(4.01, 6.86, 7.01, 9.18, 10.01pHより)
温度補償 自動(-5.0～100.0℃)測定範囲温度(分解能)-20.0～120.℃(0.1℃)温度精度@25℃±0.5℃データ保存1000データ(手動保存のみ)データ転送本体からUSBメモリーまたはUSBケーブルを使用しPC接続液晶画面128×64ピクセル　バックライト付使用環境0～50℃　相対湿度95%(結露のないこと)電源充電式(約500回の吸光光度測定が可能)ただし電源ケーブルを接続すれば継続使用可能サイズ長さ177×幅206×厚さ97㎜重さ1.0kg※上記のpH(pH-mV)、温度はデジタルpH電極を使用した時のものです。